私のメインサイトをBizVektorからGrapheneに変更したのは、Grapheneが画像を多用しており、表示面でBizVektorよりもカラフルだからであった。しかし、Grapheneはレスポンシブウェブデザインではないという問題があった。私のメインサイトは相変わらずアクセス数が伸びていないが、スマートフォンやタブレット端末からのアクセス数が比較的多いサイトとなっている。レスポンシブウェブデザインは必須との考えから、現在はGrapheneからBizVektorに戻している。
BizVektorが画像に弱いというのは間違っていた
BizVektorはスライドショーにも対応している
Grapheneはトップページでスライドショーに対応しており、投稿ページの最初の画像がリスト表示の場合はアイキャッチ画像として自動的に縮小して表示される。しかし、BizVektorはスライドショーに対応しておらず、自動的にアイキャッチ画像表示にならない・・・・・と思い込んでいたのだが・・・・・・間違っていた。スライドショーは可能であり、アイキャッチ画像も自動的に縮小表示してくれる。但し、Grapheneのスライドショーは画像と記事の抜粋で表示されるが、BizVektorの方は5枚までの指定した画像のみのスライドショーである。また、アイキャッチ画像は各ページごとに指定する必要があり、作業がワンステップ増えてしまう。
ヘッダー画像のランダム表示を採用
BizVektorでもスライドショーは可能だが、作成者は回線スピードの問題から3枚程度の画像指定を推奨している。また、よくよく見るとヘッダー画像をランダム表示でできるようになっている。これはヘッダー画像がトップページを開くたびに切り替わる機能であり、どちらかというとサイト運営者向けの機能ということができる。通常の訪問者はトップページを何度も開くことは無い。ほとんどの場合、検索エンジンから飛ばされたサイトで出て行ってしまう。BizVektorはヘッダー画像はトップページにしか表示されず、ランダム表示どころかヘッダー画像を見ることもあまり無いということになる。
自動でアイキャッチ画像を設定するAuto Post Thumbnail
このサイトはTCDの無料Themeを使用している。アイキャッチ画像にも対応しているのだが、100pxの正方形サイズでなければならないという制約がある。従って、カテゴリー毎にアイキャッチ画像を決め、予めメディアライブラリーにアップロードして使用している。BizVektorも同じだと思い込んでいたことから、ずっとアイキャッチ画像は設定しないままきていた。しかし、Grapheneに変えた時に、投稿ページには最低1枚の画像を貼り付けておいた。それを有効利用するため、Auto Post ThumbnailというPluginを入れてみた。これは自動でサムネイル画像(=アイキャッチ画像)を設定して付与してくれるもので、記事の中に複数の画像がある場合は最初の画像をアイキャッチとして指定する。
BizVektorもアイキャッチ画像の自動縮小に対応
しかし、念のためにBizVektorで大きなサイズの画像をそのままアイキャッチ画像に設定してみたところ・・・・ちゃんと縮小表示してくれる。ならばPluginは必要なしということで全ページでアイキャッチ画像を設定する作業を行った。実際の投稿場面では画像の貼り付け時に一緒にアイキャッチ画像指定を行うことから、そう大きな手間とはならない。BizVektorは画像に弱いと勝手に思い込んでいたのが明らかとなり、密かに名古屋の方を向いて謝っておいた。