Grapheneで注意すべきこと

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Grapheneは、トップページでスライドショーを表示できるWordPressの無料Themeである。WordPressのCMS的使用に適しており、かなりの部分がカスタマイズ可能となっている。私のメインサイトは、現在はBizVektorに換えてGrapheneを使用している。かなり出来のよいThemeではあるが、使用に関しては注意しなければならないことがある。

GrapheneなどのThemeでは画像の扱いに注意

ThemeをBizVektorからGrapheneに変更

私のメインサイトでBizVektorを使用していたとき、ウエブマスターツールで重複するメタデータやタイトル、短いメタデータなどをなくすことを試みたことがある。当時、そのサイトはペナルティを受けており、その原因に重複メタデータやタイトル、短いメタデータが多いことが可能性としてあったためである。結果的にそれが理由ではなかったのであるが、その時に対処したことがThemeをBizVektorからGrapheneに変更したことで検索順位に悪影響を及ぼすことが明らかとなったのであった。

画像のキャプションを全て取り外す

BizVektorをThemeとしていたとき、短いメタデータとしてウエブマスターツールでは9件表示されていた。その9件中の1件はトップページであったのだが、残りの8件は画像のキャプションであった。画像の下に「○○○のHPより」みたいな文章・・・・語句を入れていたが、それが短いメタデータとしてピックアップされていたのだ。短いメタデータとして指摘されることでどのような問題が発生するのかその時はよく分からなかったが、なくすべく対処を行った。その方法は・・・・・キャプションを全て取り外したのである。

キャプションについての情報が得られなかった

キャプションを取り外して問題はないのか、ググッてみてもはっきりしたことは分からない。キャプションを入れなくてはいけない・・というよりはどうでもよいような情報が多かったような記憶がある。語句をどれだけ追加すれば「短い」と判断されないのか・・・それも不明であり、キャプションを消す方が労力が少なくて済む・・・・としてキャプションの取り外しを選択したのであった。

Grapheneに変えた翌日にトップページが圏外に

メインサイトのサイトタイトルで検索すると、ペナルティ解除後は常に3番目に表示されていた。しかし、BizVektorをGrapheneに変更した3月21日の翌朝、トップページが消えてしまったのである。但し、チェックするたびに3位のままだったり消えたりと定まらず、消えた状態が当たり前となったのは翌日の22日ことであった。圏外に飛ばすという情報が全てのサーバーにいきわたるまで1日かかったものと思われる。順位が圏外に飛ばされた原因は、ThemeをGraphenに変更したこと以外考えられない。また、他のチェックワードでは何の変動もなく、圏外となったのはトップページだけであった。

画像がGoogleに認識されるようにする

Grapheneのトップページが他のページと大きく異なっているのは・・・・・そうだ、スライドショーだ。それと最新投稿記事が写真つきで6件表示されている。スライドショーも6件表示するように設定していることから、トップページには12枚の写真が表示されるわけである。写真がSEOに々関係してくるのか・・・と考えたとき、数日前に読んだSEO関連のブログの記事を思い出した。海外SEO情報ブログにGoogleがサイト運営初心者のためにSEOのチェックシートを公開した記事があったが、そのチェックシートの中に以下の3項目が挙げられていたのである。

  1. 検索結果での見栄えを良くする
  2. 画像がGoogleに認識されるようにする
  3. 更新を煩雑に行う

多くの画像を扱うページは注意が必要

チェックシートは1ページしかなく、書いてあることは上記の3件のみである。・・・・と言うことは、画像をGoogleに認識させることはかなり重要なことになる。WordPressでは画像挿入時にタイトルとキャプション、代替テキストの記述が可能だが、チェックシートにはそれらをちゃんと記入しろと書いてある。WordPressではタイトルは必須であることから入っているが、キャプションと代替テキストはBizVektor時代に削除してしまっている。Grapheneのトップページでは12件の写真が表示されており、タイトル以外は何も記入されていない状態となっている。Googleが認識しづらい状況を作り出していたことから、トップページが圏外にもって行かれたのは間違いない。

キャプションなどを入力すると順位が元に戻る

Grapheneはトップページで画像を効果的に扱うところに定評があり、私のメインサイトも全てのページ(固定ページを除く)最低一つは写真を入れてある。トップページが圏外となった3月22日からキャプションと代替テキストの入力作業を開始し、翌23日に終了した。すると・・・・・24日の朝には順位が元に戻っていた。但し、2日後には17位に後退し、その4日後にまた3位に戻るという不安定な状況が1週間ほど続いた。3月31日以降は3位を継続しており、ほぼ問題ない状態になったと思われる。BizVektorをGrapheneに変更したことで明らかになったのは、キャプションや代替テキストの記述は無視してはいけないと言うことである。特に画像を多用するThemeを使用する場合、注意しなければならないことの一つと言うことができる。

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