無料テーマのBizVektorのカスタマイズ第2弾。このサイトではないが、私のメインサイトはBizVektorという無料テーマを使用している。カスタマイズ自由であり、フッター部分から提供者の表示を外すことも認められている。この方法についての記事を書くつもりでいたが、提供者が12月に入って有料のプラグインの提供を開始している。したがって、ここは提供者に譲るとして今回はWordPressのサイドバーに使用するウィジェットのメタ情報の表示を変更する方法を紹介する。
⇒有料】 フッターコピーライトを非表示にするプラグインを販売開始しました
以下の記事はWordpressの3.5.1以前のものです。バージョンアップでdefault-widget.phpの記述内容が変更されたらしく、表示がおかしくなります。摘要しないで下さい。
WordPressのメタ情報から不要なものを外す
WordPressのウィジェットにあるメタ情報は、デフォルトで下記の4項目が表示される。この中で「コメントのRSS」と「WordPress.org」は、訪問者が利用するとは考えにくい。自分も他人のサイトに行って使ったことはない。そこで下の2項目を外すことにする。
- サイト管理
- ログイン/ログアウト
- コメントのRSS
- WordPress.org
このカスタマイズは、実はBizVektorだけに当てはまるものではない。WordPressの基本的な部分を変更していることから、利用する全てのテーマに適用されるものである。したがって、一度外してしまえばテーマを変更してもその状態が維持される。
default-widget.phpの一部をコメントアウト
default-widget.phpというファイルを一部変更する。default-widget.phpは、WP-includesというフォルダの中にあり、FTPソフトでダウンロードして記述の変更を行う。記述の変更と書いたが、要は不要な部分を外してしまえば良い。削除しても良いが、コメントアウトするのが良いだろう。コメントアウトとはコードをコメントとして無効化し、後で元に戻すことも可能にしておくことである。
以下の例は、22行目から27行目を「<!– –>」で囲ってコメントアウトしたもの(自己責任)。
</pre><br />/**<br />* Meta widget class<br />*<br />* Displays log in/out, RSS feed links, etc.<br />*<br />* @since 2.8.0<br />*/<br />class WP_Widget_Meta extends WP_Widget {function __construct() {<br />$widget_ops = array(‘classname’ => ‘widget_meta’, ‘description’ => __( “Log in/out, admin, feed and WordPress links”) );<br />parent::__construct(‘meta’, __(‘Meta’), $widget_ops);<br />}function widget( $args, $instance ) {<br />extract($args);<br />$title = apply_filters(‘widget_title’, empty($instance['title']) ? __(‘Meta’) : $instance['title'], $instance, $this->id_base);echo $before_widget;<br />if ( $title )<br />echo $before_title . $title . $after_title;<br />?><br /><ul><br /><?php wp_register(); ?><br /><li><?php wp_loginout(); ?></li><br /><!–<br /><li><a href=”<?php bloginfo(‘rss2_url’); ?>” title=”<?php echo esc_attr(__(‘Syndicate this site using RSS 2.0′)); ?>”><?php _e(‘Entries <abbr title=”Really Simple Syndication”>RSS</abbr>’); ?></a></li><br /><li><a href=”<?php bloginfo(‘comments_rss2_url’); ?>” title=”<?php echo esc_attr(__(‘The latest comments to all posts in RSS’)); ?>”><?php _e(‘Comments <abbr title=”Really Simple Syndication”>RSS</abbr>’); ?></a></li><br /><li><a href=”<?php esc_attr_e( ‘http://wordpress.org/’ ); ?>” title=”<?php echo esc_attr(__(‘Powered by WordPress, state-of-the-art semantic personal publishing platform.’)); ?>”><?php<br />/* translators: meta widget link text */<br />_e( ‘WordPress.org’ );<br />?></a></li><br />–><br /><?php wp_meta(); ?><br /></ul><br /><?php<br />echo $after_widget;<br />}<br /><br />WordPress のバージョンアップ後に再アップロードが必要
カスタマイズした後、元の場所にアップロード(上書き)すれば全てのテーマに適用される。但し、WordPressをバージョンアップすると元に戻ることから、バージョンアップ後にすぐに変更できるようにカスタマイズしたファイルはPC内に残しておく必要がある。WordPressはつい最近3.5にバージョンアップされたが、旧バージョンでカスタマイズしたdefault-widget.phpをそのままアップロードしても問題は無かった。
コメント
摘要ではなく、適用。