バックアップ用Pluginとして標準となっているBackWPupだが、BizVektorとの相性が悪いようなので私はWordPress Backup to Dropbox(WPB2D)というPluginを使っている。リストア用のアプリであるWPB2D Simple Restoreを用意しており、それでリストアを非常に簡単に行うことができる。XAMMPに稼働中のサイトをリストアすることを思い立ち、WPB2D Simple Restoreを使ってみることにした。しかし、ダウンロードサイトがなくなってしまったのである。
WPB2Dを止めて再度BackWPupに戻る
リストアソフトのダウンロード提供停止
WPB2D Simple Restoreは、私がBackWPupを止めてWPB2Dに変更した時にリリースされたものである。テスト的にリストアを行ってみたが、あっけないほど簡単にリストアできて感激したことを覚えている。しかし、ダウンロードサイトは残っているものの、ダウンロードボタンはなくなっている。開発者は別に有料版を販売しているが、無料版でも事前にZipファイルにしておけばWPB2D Simple Restoreを使用することができる。多分、無料ユーザーからの問い合わせが非常に多くなり、面倒だからダウンロードを取り止めたものと思われる。バックアップしたサイトをそのままリストアする場合、作業はそれほど難しくは無いと思われる。事実、私がテスト的に行った場合も簡単に終わらせることができた。しかし、Web上で稼動していたサイトをXAMPP上にリストアしようとすると・・・・・うまく行かないのである。このようなことは日常的に発生していると思われる。その都度開発者に問い合わせが行くことになるが、ユーザーのリストア環境や技術的なノウハウの違いにより、問い合わせへの対応はすこぶる大変な作業となるのは間違いない。
WPB2Dを止めてBackWPupに復帰
XAMPP上でのWPB2Dのリストア作業を記事にしようとしたのだが、WPB2D Simple Restoreの提供が既に終了していたのである。また、そもそもWPB2D Simple RestoreでのXAMPP上へのリストアはうまく行かなかった。DropboxにバックアップできるPluginとしては依然としてBackWPupが圧倒的に優勢であり、BackWPupでのリストは方法を記事にしたものも沢山ある。ここは自分自身もWPB2Dを止めてBackWPupに戻るしかないとの結論に達した。実はこの話は7月中旬の頃のものであり、このサイトではその時にWPB2Dを停止させてBackWPupをインストール、有効化している。
XAMPPへのリストアはBackWPupのバックアップデータを使用
このサイトはLP DesginerというThemeを使用しており、BackWPupは問題無しに動いている。かつてBackWPupを使用していた時はエラーとなる回数も何度かあり、またスタートして終わるまでに結構な時間(2~3時間)かかることもあった。しかし、今回の入れ替え後は、この3カ月間でエラーは2回しか発生していない。また、処理時間も長くても1時間以内、通常は10分かそこらしかかかっていない。かなり改善されているようである。10月3日の記事にあるように、XAMPPで複数のサイトを構築する準備が完了したことから、BackWPupで作成したバックアップデータを使ってXAMMPにリストアする作業を行うこととした。