昨日、WPB2Dで作成したバックアップデータのリストアが、なんとかStep1までクリアしたという記事を投稿した。今日はその続き・・・・リストアの完了までを記事にする。リストア用のソフトであるWPB2D Simple Restoreの使用方法が明示されておらず、それを明らかにするのにかなり手こずったが、分かってしまえばリストア自体はかなり簡単な作業となる。
最初から手順が分かっていれば簡単にリストアできる
試行方法とこれまでの作業のまとめ
このサイト(wordpress-jp.net)をネットオウルのスターサーバープラスからminibirdに移転させる、ということで作業を行った。従って、最終的にURLは同じであるが、サーバーは異なっている。ファーストサーバーの例があることから、クラッシュしたサーバー上でリストアすることがあるかもしれないが、実際に自分が使っていたサーバーがクラッシュした場合、恐らくサーバー自体を変更することになると思われる。昨日の記事で行った作業は、下記の通り。
- バックアップしたデータ(このサイト)をまとめてzipで圧縮、ファイル名をwpjp.zipとする
- Dropbox/app(アプリ)/wpb2d/wordpress-jp-zip(この中にwpjp.zipを置く)
- 動作確認用のURL/restoreをブラウザ表示
- レストアするzipファイルの入ったフォルダ選択
MySQLの設定画面
上記4の後にNextをクリックすると、zipファイルの選択画面となる。今回の場合はwpjp.zipしか置いていないことから、選択できるのはwpjp.zipのみとなる。Nextをクリックすると・・・・あっという間にファイルが動作確認用のURL内で展開される。その後、画面はMySQLの設定画面になる。ここには既にMySQL名やユーザー名などの設定項目が入力された状態になっている。今回のテストの場合、minibirdにあるMySQLの一つが表示されていた。これは私のメインサイトで使用中のものであることから、以前使用していて今は使っていないMySQLの情報に変更、Nextをクリックした。しかし、エラーとなって先に進まなくなってしまった。
MySQLは事前に新しいものを用意しておく
ここで思い出したのは、WordPressをインストールするときはマッサラなMySQLでなければならないということである。ここもWordPressのインストール同様、前に使ったことがあるMySQLではダメなのだろう。minibirdでは5つのMySQLが使用できるが、現時点では1つ余っている。これを使うことにし、早速MySQLの追加を行った。そこで設定した情報を先ほどの画面で入力し、Nextキーを押すと・・・・・・・成功しました・・・・・・・開発者は5Stepで完了すると書いているが、手順が最初から分かっていれば本当に簡単な作業である。
WPB2Dのリストア方法の情報をもっとオープンに!
この間書いてきた記事のごとく、WPB2D Simple Restoreの使い方に関する情報はかなり中途半端なものになっている。これは開発者が有料オプションでZip圧縮Pluginを用意しており、そのユーザー向けに開発されたことが大きな原因となっていると思われる。まず、WPB2D Simple Restore開発の要望は、有料オプション購入者から強く出ていたと予想される。しかし、誰もが簡単に利用できるようにすると有料オプション購入者との差別化にならず、意図的に使用方法に関する情報を中途半端なものにしているのではなかろうか。WordPressのサイトを丸ごとバックアップし、Dropboxに保存できるPluginはBackWPupという有名なものがあるが、ユーザーの使用環境によっては動作しない、もしくは不安定となることがある。BackWPupの代替Pluginとして十分使えるものであることから、リストア方法についても情報を送球にオープンにすべきと考える。