WordPressのサイト移転

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WordPress Backup to Dropbox(WPB2D)というバックアップ用のPluginを導入したが、リストアまで試してみようと思い立った。このサイトで試行することとしたが、ついでにサーバーを変更することとした。このサイトはネットオウルでドメイン購入時についてきた無料サーバーだが、前から既に契約しているminibirdに移したいと思っていたのだった。

サイト移転の手順

今回のサイト移転は、同じドメイン名での移転となる。サーバーは、ネットオウルのスターサーバープラスから同社のレンタルサーバーminibirdへの変更となる。このサイトは約23%がReturning Visitorであることから、サイトを完全に移転した後にネームサーバーの設定を新サイトに変更するという手順になる。具体的な作業手順は、

  1. 移転先サーバーに新サイト用ドメイン設定
  2. 旧サイトのバックアップデータを新サイトでリストア
  3. ネームサーバーの設定を新サイトに変更

という風になる。

手順-1 移転先サーバーに新サイト用ドメイン設定

まず第一段階として、移転先のminibirdにドメインを設定する。minibirdの場合、サーバー管理ツールの独自ドメインの設定で行う。そこで最初に行うのは、ドメインの所有者であることの確認であり、その方法としてminibirdはWhois認証とWeb認証、メール認証の3種類を用意している。

  • Whois認証・・minibirdのネームサーバーにドメインが設定されている場合、「確認場面」で確認すれば完了
  • Web認証・・・・ここで発行されたwebauth.htmlを移転前のサイトにアップし、それをサーバー管理ツールで見に行くことでドメイン所有を確認
  • メール認証・・・・移転前のサイトにある特定のメールアドレス宛てにIDを記載したメールを発信、そのIDをminibirdの管理画面で入力することでドメイン所有を確認

ドメインがminibirdのネームサーバーに設定されている場合、確認場面で間違いないかを確認するだけで完了する。しかし、今回の場合は旧サイトを残した状態で新サイトを立ち上げることから、この方法は採用できない。残りの2種類は、どちらもドメインの所有者であれば簡単に行えることであるが、Whois認証の方がより簡単と思われる。メール認証の場合、admin@認証するドメイン名かwebmaster@認証するドメイン名のどちらかのメールアドレスが必要となるが、無い場合はその設定とメーラーの設定が必要となる。どちらかを持っている場合の手間はWhois認証とほとんど変わらないだろう。今回はWeb認証を行ってみた。

手順-2 旧サイトのバックアップデータを新サイトでリストア

バックアップPluginのWPB2DでDropboxに保存したバックアップデータをリストアすることになるが、その方法が良く分からない。日本語のサイトで「バックアップしたデータを転送するだけ」という記述を見つけたが、この場合はデータベースのバックアップは他のPluginを使用しており、WPB2Dでバックアップしているのはuploadsにある写真のデータだけであった。英文のサイトを検索すると、幾つか見つかったが手動の作業で何やらかなり難しそうである。ここの部分は後で行うこととして、取り敢えずこの記事を完成させることにする。

手順-3 ネームサーバーの設定を新サイトに変更

この作業はminibirdでサイトがリストアされ、表示が問題無しに終わった後に行うことになる。今回の場合、ネットオウルのスターサーバープラスからminibirdへの移転であることから、スタードメインのドメイン管理ツールの「ネームサーバー確認・変更」の「お手軽設定」で「minibird」を選ぶだけで完了する。この情報が世界中のDNSサーバーに行き渡るのに時間差があることから、接続するサーバーが旧から新になるには数時間から2日ほどかかると言われている。この間は新・旧のどちらかに接続されることになり、接続できない期間が発生するわけではない。

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