独自ドメイン取得
ブログサイトを立ち上げる場合、無料ブログを利用しないで独自のドメインを私用したほうが良い、とされている。そこで独自ドメインを使用してWordPressでサイトを構築することにしたのだが、今考えるとこの時点でSEOという考え方に毒されていたようである。
自分のブログを立ち上げようと思ったきっかけは、現役時代に得たある業界の動向について記事にすれば結構アクセスを集められるのではないか、と考えたことによる。この時、あわよくばGoogleのAdsenseで小遣い稼ぎができるかな・・・・と思ったことは事実である。独自ドメインを進めていたのは、Adsenseで実際にそれなりの収入を得ていたウェブマスター達であった。
独自ドメインにはサーバーレンタルが必須
ブログサイトを自分で構築する場合、自分専用のサーバーを持たなければならない。その方法としては一般に、
1.サーバーをレンタル、業者が用意したドメインを使用する
2.サーバーをレンタル、自分でドメインを取得する
という2つの方法がある。どちらもサーバーをレンタルすることに変わりはないことから、サーバーのレンタル料が必須となる。また、自由に利用できるオリジナルドメインを用意していない業者もある。そこでほとんどの場合、独自ドメインを取得する方法を選ぶことになる。
独自ドメインはほぼ千円以下で購入できる
独自ドメインは、簡単に取得できる。価格も非常に安くなっており、.comや.net、.infoならば年間の支払いが920円というのが相場となっている。また、期間限定の特別価格で販売されることもあり、実際には920円以下となる場合もある。但し、人気の高い.jpの価格は2千円以上しているようだ。ただ、独自ドメインを取得して1~2年で契約を打ち切る例は少なく、一度契約すれば長期に継続することが般的となっている。したがって、初回(初年度)の価格を低くして2年目以降の価格を割高にしている業者もいる。
サーバーレンタル事業者とレジストラを兼ねているところが多い
独自ドメインは、レジストらと呼ばれる業者から購入することができる。ドメインを発行、管理しているのはレジストリと呼ばれているが、その業務を代理して行なっているのがレジストラ。日本の場合、サーバーのレンタル事業者がレジストラを兼ねている例が多い。
独自ドメインを取得してサーバーレンタルすることから、契約するサーバーレンタル業者とレジストラは同じほうが都合がよいと思われる。但し、サーバーレンタルとレジストラは基本的には別のサービスであり、別々であっても何の問題もない。
ドメインを購入すると無料のサーバーが付いてくるサービスがある
レンタルサーバーを探しているうちに大発見!
何と!ドメインを購入すると無料のサーバーが自動的についてくるサービスがあった。HDDの容量は10GBと3GBのどちらかが選べるが、3GBの場合は容量は減るがMySQLが一つ付いている。WordPressを使用するにはMySQLは必須であり、ドメインを一つ買えばWordPressを使用できるサーバーが無料で手に入ることになる。
しかもこの当時はキャンペーン期間中であり、.comの通常価格が920円のところ680円、.netの850円が580円であった。それだけの金額でMySQLが付いた3GBのサーバーが1年間使用できる。当然、ドメインの更新料を払えばその後も継続使用が可能である。
提供しているのはネットオウル
こんなサービスを提供していたのは、レンタルサーバーminibirdを提供しているネットオウルという会社。レジストラサービスはStarDomainというサービス名で提供しており、ここでドメインを購入した全員に無料サーバー機能が提供されていた。
無料サーバー機能は、下記の2種類。
サービス名 | 独自ドメイン | サブドメイン | HDD容量 | MySQL |
スターサーバー | 契約中のドメイン | 50 | 10GB | × |
スターサーバープラス | 10 | 3GB | 1 |
レンタルサーバーを探し始めたのは、「独自ドメイン、レンタルサーバー、WordPressによるサイト構築」を目的としていたことによる。StarDomainで独自ドメインを購入すればすべてが一度に実現する。
それでこのサイトの前身となるサイトを構築したが、そのサイトの場合は.netを購入したことから、費用は580円しかかかっていなかった。月額にすると48円である。