現在の私のメインサイトは、旧サイトをそのまま移転したものではない。サイトのメインテーマとなっている項目で記事を再構成し、それを固定ページにしてまとめたものである。サブテーマに関する記事はそのまま残していたが、固定ページにまとめたものと全面的にダブるものは削除し、内容が大きくダブらないものはブログ記事として残しておいた。この間、残した記事が気になっており、時間が出来たら再度手を入れたいと思っていた。
サイト内で301リダイレクトしたらなんか変な動きが出てきた
重複コンテンツor類似コンテンツ?????
固定記事に移したものと内容が大きくダブルブログ記事を削除したが、せっかく書いたのに削除するにはもったいないと結構削除しないまま残しておいたものがあった。ペナルティの原因がそこにあるかもしれないという気が前からしていたのだが、他の原因に対する対処に忙しくそのままになっていた。しかし、それらが何の好結果も生まないことから、2月10日以降はその対処を行うこととした。つまり、残したブログ記事を見直し、類似ページを削除することや記事を統合する作業である。記事に手を加えずにそのまま固定ページの一部として持っていった場合は元の記事は削除したが、残した記事がGoogleに重複コンテンツと判断されている可能性がある。類似コンテンツであることは間違いなく、要注意サイトとされてマークされたとするとその辺のチェックがきつくなる可能性もある。
サイト内リダイレクトが検索順位に影響を及ぼす
10日に10記事ほどを再構成し、固定記事にその内容を追加した。翌11日、固定ページに内容を移動させたブログ記事を削除し、そのURLを固定ページに301リダイレクトさせた。すると、11日の朝はトップページは500位ぐらいに落ちていたのだが、お昼頃に見ると13位に上がっている。しかし、夕方にはまた500位ぐらいに落ちてしまった。この10日ほど、トップページが二日おきぐらいに15位前後と500位前後を繰り返すヨーヨー現象が起きていた。11日はパターンから行けば順位が戻るはずであったのだが戻らず、一時的に戻った後は500位前後が4日間続いた。そして5日後の16日、全面回復ではないがチェックしている検索ワードの一部が元の順位になったり大きく改善したりしたのである。この間行ったのは、前日の15日に11日にやったことと同じことを7ページほど行っていた。サイト内の301リダイレクトがこの間の動きの原因であることはほぼ間違いないであろう。
301リダイレクトのやり直し・・・・・サイト再建へ
301リダイレクトが不完全であった可能性が出てきた。301リダイレクトをやり直そうと思ったが、2月16日の時点では前サイトのINDEXは2件、前々サイトはゼロとなっていた。前サイトと前々サイトを再構築しないと301リダイレクトを設定してもGoogleには伝わらない可能性が高いと考えられる。従ってバックアップしたサイトデータをリストアする方法でサイトを復活・再建することとした。と・・・・・ここでまた失敗をすることになる。
サイト復活・再建・・・・・・INDEXが戻った!!
バックアップデータをリストアする方法でサイトを復活させようとしたわけだが、バックアップ用のPluginやリストア作業をこのサイトの記事にしようと思ったのである。そしてやってしまったのが、先日記事にした「動作確認URLでリストアしてしまった」であった。現在のところその影響は出ていないが、一歩間違えれば更に深みに嵌る失敗であった可能性がある。ともあれ動作確認URL内に二つのサイトが並存する問題に対処しつつ、前サイトと前々サイトをリストアで復活・再建させた。そしてクロールとINDEXを催促するために二つのサイトをFetch as Google処理すると・・・・・・その翌日の3月6日にチェックしている検索ワードがキレイに元に戻ったのである。サイトタイトルの検索では以前は良くて10位だったのだが、6日以降は3位が続いている。元に戻って昨日で1週間経過した。これまでの経験からすると、検索順位が大きく変わる場合は1週間とか2週間単位で起こっており、取り敢えず1週間経ったことで一山越したものと思われる。
行き先のない301リダイレクトを行ったのがペナルティの原因
301リダイレクトのやり方が間違っていた・・・・それもブログ記事を固定ページにまとめたのに、それを301リダイレクトで正しくGoogle地伝えなかったことが原因と思っていたが、事実は違っていた。301リダイレクトのやり方を間違えたのは変わらないが、新サイトには移転させなかった記事までも301リダイレクトしてしまったのである。INDEXされている旧サイトのURLでクロールすると新サイトに301リダイレクトされるわけだが、かなりのページが404エラーとなっていたのである。Googleにすれば「新サイトに移転しましたよ」と言われたのに「転居先不明」が返ってきたことから、おかしなことをやっている=スパム行為と判断されたものと思われる。旧サイトを復活させたことで「転居先不明」であったページが転居しないで残っていることが判明し、スパム行為ではないことが判明したことになる。