子ページの検索順位を元に戻すため、子ページだけに関連するものの削除やPluginの停止を行った。すると、1月4日にちょっとした異変が起こった。トップページは相変わらず10位前後であったが、子ページの順位が更に下がっているのである。
子ページが最下位近辺で横並び
トップページ以外の4個の子ページの検索順位は、以下のような動きとなった。尚、カッコ内の数字は1回目のペナルティから回復した時の順位。
- A B C:(53) 670⇒670
- D E F:(3) 600⇒686
- G H I:(58) 615⇒686
- J K L:(7) 305⇒699
A~Lはキーワードの組み合わせである。4件とも700位に届かんとする順位で並んでいるが、ほとんどが最下位近辺の順位であった。このような動きは、この間にやった対処が何の効果もないばかりか、かえって深みに嵌る結果となったことになる。
Googleのプロダクトフォーラムからも見捨てられた
そもそもこのような状況に陥った原因は、Googleがやってはいけないということを幾つかやってしまった自分にある。しかし、そんなに悪いことをしたのだろうか。順調に上がってきていたアクセス数が急に落ち込んだことから、慌ててGoogleが嫌うサイト移転を行い、移転前のサイトの痕跡を消すためにGoogleのINDEX削除を行ったのは事実である。しかし、そのことが現在のようなペナルティを受けるのに値する悪行であったとは自分では思えない。このペナルティが人為的に行われたものなら対処もしやすいが、相手がアルゴリズムと言うコンピューターである。コンピューターが何故機嫌を損ねているのか、どうすれば良いのか答えてくれないというのは、本当にしんどい。・・・・・今回も前回同様、Googleプロダクトフォーラムにお伺いをたてたのだが・・・・・・誰からも何のコメントももらえなかった。多分、私のサイトがかなり深刻な事態に陥っていると理解され、返す言葉が見つからなかったものと思われる。
新サイト立ち上げも視野に対応策を検討
この間、Googleのプロダクトフォーラムの過去記事やSEOがらみのブログ記事を数多く読んだ。その結果得た結論は、不適切なサイト移転を繰り返したことで、私のサイトに要注意のフラグがたてられたと考えられる。その結果、Googleの疑いを深める何らかのキッカケがGoogleにペナルティを発動されたと判断される。この状態から抜け出す方法は、ケースバイケースで一定の決まりはない様である。回復した例として出てきたのは、
- 毎日のように記事を投稿し続け、1年半後に回復
- 何もしないで放置、半年後に自然に回復
- 301リダイレクトでサイト移転・・・・・・やり方によってはペナルティが新サイトで復活する可能性あり
というような例である。私の場合、サイト移転にまつわるトラブルであることは間違いなく、更なるサイト移転(4回目になる)はやるべきではないだろう。とすると、以下の3つの方法が考えられる。
- 現サイトへの記事投稿を続けながら新しいサイトを立ち上げる
- 現サイトはそのまま放置し、新しいサイト構築に専念する
1と2のどちらを選択するにせよ、新しいサイトを立ち上げることに変わりはない。1月の中旬以降、新サイト構築の準備を開始した。