サイトタイトルでの検索順位が最下位となったのは、11月27日の火曜日であった。自分のサイトの順位は1週間ごとに変化していることから、今回のペナルティも1週間単位で動く可能性が高いと思っていた。しかし、1週間後の12月4日(火曜)には検索順位に何の変化もなく、アクセス数はゼロのままであった。しかし、2週間後の12月11日(火曜)、・・・・ついに変化が現れた・・・・・・・・・検索順位が元に戻ったのである。
2週間目で検索順位が元に戻る
12月11日の朝、いつものように「site:サイトドメイン」でインデックス数をチェックする。インデックス数は2~3日前からそれまでの1.5倍程度に増加しており、朝晩の件数の増減にも幅が見られていた。それが検索順位が元に戻る兆候かも・・・・・と期待したが裏切られていた。この時は前日夕方とほぼ同じ件数であった。
次にサイトタイトルで検索する。ペナルティ以前はここで自分のサイトがトップに表示されていたのであった。この2週間、何処にも表示されず、最下位まで行ってまとめて表示されるようになっていた。例えば800件表示された場合、800位から前数十件がすべて自分のサイトで固まっていた。・・・・・・・それが元に戻っていたのである。
301リダイレクトで回復
この間、対処した方法は、第2、第3世代サイトから第4世代サイトへ301リダイレクトを行うというものであった。但し、途中で第2から第4へ直接リダイレクトさせていたものを第3世代を経由させる方法に変更した。第2⇒第3⇒第4とすることで実際の移転順序に合わせることになり、第3世代のコンテンツが少ないことを補うことにもなる。その結果、Googleに第4世代サイトは二つのサイトが移転してできたものであり、重複コンテンツには当たらないことを認識してもらうことができたのであった。
もしかしたら重複サイトペナルティではないかも
ここまで、この間のペナルティは第4世代がコピーサイトとしてGoogleに認定され、そのペナルティを受けたという前提で記述してきた。しかし、もしかすると別の理由があるかもしれない。それは、第2、第3サイト共にインデックスの全削除を行っているのである。ウエブマスターツールには「URLの削除ツール」が用意されており、インデックスからURLを削除することができる。第2、第3サイトは、事前に調べることもしないで安易にURL削除ツールを使用してしまったのである。googleは、安易にこれを使ってはいけないとヘルプに明確に記載している。
Google の削除ツールの目的は、今すぐ削除する必要のあるページ(たとえば機密情報が誤って公開されていたページ)を削除することです。他の目的でこのツールを使用すると、サイトに問題が発生する可能性があります。
URL 削除ツールを使用すべきではない場合
ウエブますt-ツールのヘルプには、URL削除ツールを使用すべきではない場合として以下のものを列記している。
- 誤った情報をクリーンアップする
- ウェブマスター ツールのアカウントからクロール エラーを削除する
- サイトを「ゼロから再スタート」する
- ハッキング後、サイトを「オフライン」にする
- サイトの正しい「バージョン」をインデックスに登録する
私の行為が第3項(赤字背景)に当てはまることは明らかであり、そのペナルティを受けたという可能性が高い。Googleは「他の目的でこのツールを使用すると、サイトに問題が発生する可能性があります」と書いているが、「サイトに問題が発生する可能性」として今回のようなペナルティがあることを匂わせているものと予想される。