自作自演リンクを張る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 0

自作自演リンクを貼ってみた

自作自演リンクは良くない、ということはネットを巡回するうちに情報として仕入れていた。しかし、複数のサイトを運営している者が自分のサイト同士でリンクを貼るというのは特に問題にならないだろうと思い、自分で立てた別の3サイトからリンクを貼ってみた。これがどういう結果を招いたか、実はよく分からない。すぐにリンクを外した(と思い込んでいた)からである。これを行なったのが7月19日であった。

アクセス数減少・・・・ほぼゼロに

7月19日には別の重要な出来事があった。16日に申請していたAdsenseの第二次審査を通過したのだった。それで20日と21日はAdsenseのコードを張る作業に費やすことになり、リンクの件をすっかり忘れてしまったのである。それまでは数は1桁台だったが、毎日アクセスされていた。しかし、22日にアクセスがゼロとなり、その後はゼロと1(または2)が交互に現れ、8月に入るとほぼゼロが続くようになった。

リンク外し忘れに気付く

リンクの外し忘れに気がついたのは、実はよく覚えていない。リンクを貼ってから1週間もたっていなかったように思う。よく覚えていないのは、当時はアクセス数激減の理由がこのリンクにあるとはまったく思っていなかったからである。アクセス数激減の理由をGoogleで検索すると、パンダアップデートとかペンギンアップデートという言葉がやたら目に付いた。目にした最初のころは特に気付くことなく、「アフィリエイトで金を稼ぐのは結構大変なんだな」程度の感想しかなかった。
しかし、

ペンギンアップデート⇒過剰なSEO対策へのペナルティ⇒無内容なサイトからのリンクは不可

という流れに気付いたとき、先の3サイトからのリック貼りが問題であることに気付かされた。3サイト試験的に構築したものであり、無料のテーマを置いただけのものであった。つまり、まったく内容のないサイトからリンクを貼ったことになる。これは、ペンギンアップデートで盛り込まれたペナルティの対象となる行為である。

ペンギンアップデート

過剰なSEO対策を行なっているサイトの評価を下げるGoogleの検索アルゴリズムの改定。日本では2012年4月24日に最初のアップデートが行なわれ、2回目が5月25日、3回目が10/5に実施された。

 いろいろやってみたが回復せず

7月19日に貼ったリンクが元凶と気付いたが、その時は既にリンクは外しており、対処の方法は何も思いつかなかった。Googleで検索しまくり、検索結果を元に戻す試みをいくつかやってみた。Sitemapを作成してGoogleに送るプラグインやAll in One SEO、Yet Another Related Posts Pluginなどの導入などを行なったが、どれも効果は現れなかった。

検索アルゴリズムによるペナルティからの回復には時間がかかる

Googleのペナルティにはアルゴリズムによるものと、Google Webspamチームによる手動のものの2種類がある。手動のものはGoogleに再審査リクエストを送ることで解決することがあるが、アルゴリズムによるものはその原因を除去したことをGoogle側に認識してもらう必要があり、それにかなりの日数(月数?)を要する。

再度サイト移転を決意、新・新サイト構築

何をやっても埒が明かず、新サイトでの復活をあきらめて新・新サイトを構築して移転することとした。この時は「301リダイレクト」を使用すべきことは知識として持っていたが、その方法だと新サイトのマイナス要因も一緒に新・新サイトに引き継ぐ恐れがあった。したがって「301リダイレクト」は行なわず、新・新サイトに移転する直前に新サイトをGoogleのインデックスから全削除した。それを行なったのは、3サイトにリンクを貼った1カ月後の8月21日であった。

ここでまたミスを犯してしまった。新サイトを丸ごとインデックスから削除したのだが、Googleはそれを好ましい行為とは受け取らないようなのである。Googleのウエブマスターツールのヘルプによると、「URL 削除ツールは、誤って機密情報が公開されているページなど、すぐに削除する必要があるページに使用します。他の目的でこのツールを使用すると、サイトに問題が発生する可能性があります。」という記述がある。

新・新サイトは構築したその日からアクセスがあり(初日のインデックスは15件)、その後も順調にアクセス数を伸ばしていった。と言っても最大値が10を超えるか超えないかの程度であったが、これまでの失敗例からすると順調であった。しかし・・・・・・・、またミスを犯してしまった。

広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
広告

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>