デュアルディスプレイの一方にGogleのAnalyticsを常時表示している。リアルタイムのコンテンツのページなのだが、左側にアクティブなユーザー数が出てくる。いつもはだいたい5前後の数字が表示されているのだが、今日の昼の12時過ぎにその数字が跳ね上がり、あっという間に100を超えてしまった。
一時的なアクセス増に終わるのか、それとも?
- Analytics 3/17 12時半過ぎ
最初は何が起きたのかまったく分からなかった
12時丁度だった。数字が今まで見たこともない20以上になったと思うと、見る間に跳ね上がって数秒で50を超えてしまった。一瞬、何が起きたか理解できず、呆然と眺めているうちに100を超えてしまった。たまに一人のユーザーが続けざまにページを遷移することがあったが、それにしてはそのスピードが速すぎるし数字が尋常ではない。この数日、Analyticsの数字が倍増するというバグが発生しており、この現象もAnalyticsがおかしくなったせいか・・・とも思ってみた。しかし、数字が倍増するのは翌日に過去1カ月のデータを見た時(朝8時頃)に起こっており、1時間ほどするの正常な数字になっている。そもそもAnlyticsのリアルタイム画面では問題が起こったことはなく、その原因はすぐには思いつかなかった。そもそも、ビックリしておろおろするばかりであった。
気を落ち着かすのに30分が必要だった
数字が跳ね上がっているのは実際にユーザーが訪問していることに違いないと思い定め、取り敢えず証拠写真を採っておこうと撮ったのが上のキャプチャー画像である。時間を見ると、アクセス急増から30分以上経っている。心を落ち着かせるのに30分以上が必要だったことになる。落ち着いて良く良く見ると、アクセスが急増しているのは「Windows 8はModern UIで失敗」という記事である。昨年の3月に書いた記事で、最近のアクセス数は1日に10件以下でしかなかったはずだ。それが急増しているとなると、はてなブックマークあたりで取り上げられたのだろうか。Modern UIでGoogle検索してみると、モジラがFirefoxのWindows 8用Modern UIバージョンを開発中止したというニュースが丁度12時ごろ流されている。ひょっとして私の記事が上位に来ているのかも・・・と思ってサイトURLで検索すると・・・・・100位以内にはでてこない。
Yahoo!ニュースで紹介された
Analyticsで参照元が分かることを思い出し調べてみると、「dailynews.yahoo.co.jp」から大量のユーザーが流れてきている。Yahoo!ニュースの「IT・科学」のページを見ると、『モジラ、「Windows 8」向けタッチ対応「Firefox」の開発を中止』という記事が見つかった。そしてそこには参考サイトとして私のサイトへのリンクが貼ってあったのだ。記事自体はCNET Japanのものだが、それをYahoo!ニュースに掲載した人が私のメインサイトを選んでくれたようである。原因がつかめたことで一安心、ということでこの記事を書くことにした。
掲載直後は1時間で約1,400訪問
12時台の訪問数は約1,400、13時台は約600であったが、14時以降は約400に落ち着いている(とは言っても今までの5倍はある)。Yahoo!ニュースは最新記事をカテゴリーページのTOPに掲載しているようだ。Yahoo!ニュースで「IT・科学」のタブをクリックすると、最初は上記の記事に直接遷移した。しかし、1時過ぎに同じことをしてみると、今度は本来の「IT・科学」のTOPページらしいものに飛ばされた。そこではページ上部にそのジャンルの記事一覧が10件ほど表示されており、当該の記事はその中の一部という扱いになっている。結果、1時以降の訪問数が大きく下がる結果となっている。記事一覧からも2~3日中に外れるだろうから、アクセス数は元に戻ることになるだろう。しかし、Yahoo!ニュースからリンクをもらった事をGoogleが同評価してくれるか、という期待が生まれたことは楽しみである。落ち着いたら続報を書くことにしよう。